企業経営を取り巻く環境が不確実化・不安定化するにつれ、企業は迅速な経営革新や選択と集中(差別化)が要求されるようになっています。
その結果、既存事業の強化策として経営資源を外部から調達する企業、不要となった経営資源を外部に売却する企業の間でM&Aが盛んに行われています。
また後継者が不在の会社における出口戦略の一つとしてもM&Aが選択されています。
M&Aを成功に導くためには、迅速に正確な情報を収集することが不可欠であり、それらに基づき意思決定する必要があります。
当事務所は、お客様のM&Aを成功に導くために、財務面を中心にサポートいたします。
1.財務デュー・デリジェンス
1.1 サポート概要(財務デュー・デリジェンス)
M&Aを成功に導くためには、対象企業や対象事業係る正確な財務情報を迅速に入手し、その実態を把握することが重要です。
財務デュー・デリジェンスにおいては、主に以下のような情報を入手します。
- M&Aを進めるか否かの意思決定そのものに資する情報
- M&Aプロセスを進める上で有用な情報(取引価格、スキーム、売買契約書等に資する情報)
- M&A後の統合における有用な情報(ガバナンスや内部統制上の問題、業務統合上の問題、将来計画策定に資する情報)
財務デュー・デリジェンスは、M&Aにおける一連のディールフローにおいて複数回実施され(プレ財務デュー・デリジェンス、フルスコープ財務デュー・デリジェンス、クロージング財務デュー・デリジェンス)、その実施タイミングにより範囲、深度、焦点が異なります。
当事務所では、お客様のニーズ、案件特性、スケジュール、コスト等を勘案し、効果的・効率的に財務デュー・デリジェンスを実施し、有用な情報を提供します。
【一般的な分析項目(例)】
- 収益性分析
- 運転資本分析
- 設備投資分析
- 純有利子負債分析
- 簿外債務、偶発債務
- その他
1.2 料金(財務デュー・デリジェンス)
報酬目安:500,000円から(税別)
留意事項
- 個々の案件毎に難易度が異なるため、個別にお見積させて頂きます。
- 着手金として100,000円を事前に銀行振込でお願いしております(最終的には報酬から控除)。
- 交通費は実費を請求させて頂きます。
2.税務デュー・デリジェンス
2.1 サポート概要(税務デュー・デリジェンス)
対象企業や対象事業における税務リスクをM&A実行前に把握・分析し、必要な対策を講じるために税務デュー・デリジェンスを実施します。
M&Aストラクチャーを検討する際にも税務デュー・デリジェンスによる情報が有用となります。
当事務所では、お客様のニーズ、案件特性、スケジュール、コスト等を勘案し、効果的・効率的に税務デュー・デリジェンスを実施し、買収及び買収後に重要な影響を与える税務リスクの洗い出しを行います。
【一般的な分析項目(例)】
- 税務申告の状況
- 税務調査の状況
- 組織再編の状況
- 関連当事者取引の状況
- その他
2.2 料金(税務デュー・デリジェンス)
報酬目安:500,000円から(税別)
留意事項
- 個々の案件毎に難易度が異なるため、個別にお見積させて頂きます。
- 着手金として100,000円を事前に銀行振込でお願いしております(最終的には報酬から控除)。
- 交通費は実費を請求させて頂きます。
3.valuation
3.1 サポート概要(valuation)
一般的には、フルスコープのデュー・デリジェンスを実施した結果等を反映して、valuationを行い、対象企業や対象事業をいくらで取得するのか、買収価格をいくらで提示するのかの目安を設定します。
valuationを実施することにより、取得する対象企業や対象事業の適正な価値(買収上限額)を把握することができ、意思決定の基準を定めることができます。
一定の基準を設けることにより、交渉を冷静にそしてスムーズに進め、意思決定の誤りを回避することが可能となります。
当事務所では、目的に応じて、ふさわしい評価手法を選択してvaluationを行い、有用な意思決定情報を提供します。
【M&Aにおける一般的な評価手法】
- 市場株価法
- 類似会社比較法
- 類似取引比較法
- DCF法
3.2 料金(valuation)
報酬目安:500,000円から(税別)
留意事項
- 個々の案件毎に難易度が異なるため、個別にお見積させて頂きます。
- 着手金として100,000円を事前に銀行振込でお願いしております(最終的には報酬から控除)。
- 交通費は実費を請求させて頂きます。